宛先の敬称

yu8x02007-03-28


年度末は各業務の工期が次々とおとずれ、納品用の書類などを書く機会が増える。納品以外にも、合間にプロポーザルなどが入って、その関係の書類を送付する機会も多い。
今の部署に異動になってから、そのような仕事を振られることがなかったために気付かなかったのだが、最近はバイトも減って仕事も忙しいことから、割とたくさんそのような仕事が舞い込んできた。
頼まれる時は、たいてい前の人が作った物を直してくれと指示されるのだが、その前の人が作った物を見て愕然とすることが続いている。組織名に「殿」が付いていたり、発注者側の偉い人の名前に「殿」が付いていたり、役職に「御中」が付いていたり……。その雛形を代々使っていたのだと思うと、恥ずかしい。プロポ落ちまくってる理由の原因の一部になってるんじゃなかろうか。相手も気にしない人ならば助かるけど、何年かは保存されるであろう書類なのにねぇ。
役職名+名前には「様」、役職名のみには「殿」、組織には「御中」。まあ私も「殿」は本来目下の人に付けるものだということを、結構最近まで知らなかった恥ずかしい人間ですが。