一生分の運を使い切った昨日

昨日は、送別会用の贈り物やクリスマスプレゼントなどを買うために、とある大型ショッピングモールに行った。買い物はあまり好きではないので、行ってもすぐに気分が悪くなったり機嫌が悪くなったりするのが常なのだが、さすがに昨日はクリスマス商戦で店内もいつになく活気付いていて華やかで楽しかった。
必要なものを順調に選び終え、セールで安かった冬物の洋服も買い、ちょっと珍しいワインもゲットして大満足した後、たまたま開催されていた福引きをしてみることに。見ただけでウンザリするような長い行列ができていたのだが、せっかく4回分引けるし、昨日は気分も良かったこともあって、列に並ぶ。ただ、並び始めた頃にはもう景品も残り僅かだったので、自分達まで回ってくる前に終わってしまうかもしれなかった。特賞、1〜4等賞、残念賞があって、既に特賞は全部出てしまっていた。並んでいるうちにも次々と当選者が出ていたので、これはダメかもねーと覚悟したものの、何とか順番が回ってきた。福引きでは、いつも残念賞をどっさり持って帰ることになるので、今回もどうせ全部残念賞だろうと思って、ゆるーい気持ちでガラガラ回していたところ、何だか色とりどりの玉がコロンコロン……。ぼんやり見つめる私の耳には、その都度ガランガランという鐘の音と、「すごいクジ運ですねー」というアナウンスが。4回引いて、1等賞(最後の1人だった)、3等賞、4等賞、残念賞という結果だった。

景品も残り僅かの時に、1人で2つ(4等賞は福引き終了には関係ない賞だった)も賞をかっさらってしまって、嬉しいと言うより周りの視線が痛くてとにかく一刻も早くその場を立ち去りたい心境。さらに、嬉しいんだけど、こんな細かいところで運を使い切るなよーという切ない気持ち。