石戸蒲ザクラ

yu8x02007-04-05


今日は、埼玉県北本市の東光寺境内にある国指定天然記念物の石戸蒲ザクラを見に行った。人があまりにも多く集まりそうな場所には、例え興味があってもほとんど行かないのだが。
桜は満開の時期を過ぎ、もう葉の割合が多くなってしまっていて残念だったけど、狭い境内にはなお大勢の人が見物に来ており、熱心に写真撮影している人もたくさんいた。樹齢800年以上にもなる古木であり、もうだいぶ衰えてしまっているとのことだが、満開の時期には素晴らしい眺めなのだろうなと思わせる姿であった。今日はひっきりなしにヒラヒラと花弁が舞い落ち、とてもロマンチックな雰囲気になれた。地面に降り積もった花弁を見ると、少し切ないような気もした。
ちなみにカバザクラというのは、世界でただ1本の品種だそうだ。この後で行った高尾さくら公園には、蒲ザクラの後継樹がたくさん植えられていた。