マナーとか思い遣りとか

今日の帰宅途中、いつも混雑している乗換駅のホームで、階段に差し掛かるちょっと手前で40代後半から50代前半だと思われるサラリーマン風の男の人が無理矢理前に割り込んできた。曲がってすぐ段差がある場所だったので、下手したら転んで落ちちゃうかも(と言っても、人混みで止まりそうだけど)とヒヤッとした。
その階段でもそうだけど、そこに限らず歩く側のエスカレーターに乗る直前なんかでも、そういう年代の男の人が無理矢理横から割り込んでくる場面をよく見かけるし、自分もそういう目に遭うことが多い。すごく危ないし、ほんとに自分のことしか考えてないんだなーと思うと非常に腹立たしい。結婚してるなら思春期の子供の1人もいるかもしれないし、会社では中間管理職ぐらいで部下もいるだろうし、そんな印象の人が多いだけに、呆れたり腹立つ気持ちも5割り増しぐらいだ。そんなあなたが子供や部下に何を教える資格があるのか、とか勝手に妄想の中で怒りがどんどん膨らんでいくわけだが……。
まあとにかく今日の帰り、危なくて不愉快な目に遭った途端、いつもは我慢しているものがブワッと一気に溢れ出てしまって、同じことをされてみろと思いつつ上から体ごとぶつかって行こうとしたら足だけ当たってしまって、思いっきり足を蹴った形になっちゃった。さすがに振り向いたので「すいません」と言ったけど、全く感情が籠もっていなかったのが伝わったのか、「わざとやっただろう」と言われたので「はい」と答えた。絡んでくるかな?と思ったし、絡んできたらどーせ無意識にやってるのであろう自分のやったことも教えてやろうと思ったのに、あっさり引き下がったので拍子抜け。こっちのが収まらないので暫く後を付けてったんだけど、不自然なぐらい余所見をしない態度に阿呆らしくなってやめた。自分がやられたことを切っ掛けに、自分がやっていることにも気付いてくれればいいけど。