ユニバーサルサービス制度

不勉強だったため、こないだ送られてきたauからの利用料金案内に入ってきた紙切れで知った。

KDDI及び沖縄セルラーでは、ユニバーサルサービス制度の開始に伴い、以下の通り「ユニバーサルサービス料」をお客様にご負担いただきます。

  • 請求項目名:ユニバーサルサービス
  • 請求額:1電話番号あたり月額7円(税込7.35円)
  • 対象電話番号:毎月月末時点においてご契約中のau電話及びデータ通信専用カード(CDMAぷりペイド専用電話を除く)
  • 請求開始時期:2007年1月ご利用分(2月請求分)より

このお知らせをを読んで、私の場合まず「ユニバーサルサービスとはなんぞや?」というところから調べなければならなかったわけだ。

Q1 ユニバーサルサービスとは何ですか?
A1  (1)加入電話サービス、(2)公衆電話サービス、(3)110番、119番などの緊急通報を言います。

なるほどなるほど。それでそのサービスを維持するために、今までは東西NTTが不採算地域の赤字を都市部で得る利益で補填してきたけど、携帯電話なんかが普及して加入電話が減り利益も減ったため、赤字を補填しきれなくなっちゃった。だからNTTの回線を使う他の事業者にも負担してもらおうということらしい。7円というのは1〜6月までの金額で、半年毎に見直されるとのこと。たぶんどんどん増額していくだろうと思われる。天井はあるのかしら?
加入電話、携帯電話、PHSIP電話などで、番号単位で負担することになるので、我が家の場合は21円/月になる。料金だけ聞くと大したこともないし、ユニバーサルサービスを支援するためならばある程度の負担は仕方ないかと思うのだが、支援機関(TCA)の支援業務に係る費用も計上されているのは何となく納得しにくい(TCAの収支予算書を見ると尚更)。
こういう制度を利用して私腹を肥やそうとする者が出てきそうであるが、とりあえずこの先も生温かく見守っていきたいと思う。ちなみに、制度自体は3年後に見直される予定になっているようだ。